我が家が最初から「塾なし」「家庭学習でいこう」と決めていたわけではありません。
実は、私自身が子どもの頃、とても教育熱心な家庭で育ちました。
小学時代は週5回塾に通い、週2回は家庭教師。
思い返すと、小さい頃の記憶のほとんどが「勉強している場面」なんです。
もちろん、その経験が今の自分に繋がっているとは思うのですが、
自分の子どもが大きくなったときに「勉強ってつらい」「嫌い」って思ってほしくない。
そんな気持ちが、私の子育ての原点でした。
だからこそ、いろいろな知育本を読みあさり、
ボーネルンドのような知育施設に行ったり、
知育玩具もたくさん試してみました。
でも今、ふりかえって「一番よかったな」と感じるのは、
図書館で絵本を借りて、子どもと一緒に読む時間です。

朝、公園で思い切り遊んで、
お昼ごはんを食べてから図書館に行く——
そんな日々の繰り返しが、心の土台になっていたように思います。

当時、働きたくても働けない理由がありました。
でもその分、限られたお金で、どんな風に子どもに学びの環境を作ってあげられるかを
長女の中学校の成績については、ずっと学年1番…とまでは言えませんが、
だいたい1番から3番を行ったり来たりしていました。

得意な5教科だけでなく、実技教科もコツコツ頑張っていたのが今思えばよかったのかなと思います。
昔に比べて、実技教科の評価って本当に大きくなっていますよね。
「勉強ができる」だけではなかなか内申点につながらない。
だからこそ、すべての教科にきちんと向き合っていたことが、
結果的にプラスになったのかなと感じています。
ただ、最初から「絶対に塾に行かせない」と決めていたわけではありません。
塾に通わせたこともありました。
でも中学生になったある日、怪我をしてしまって、思うように塾に通えない時期があったんです。
行ったり休んだりが続く中で、コロナ禍もひどくなり、緊急事態宣言などがあったので
「だったら、家でできることを整えていこう」
そう思ったのが、家庭学習にしっかり取り組むきっかけでした。
子どもの体調や気持ちの波、環境の変化にも柔軟に対応できるのは、
やっぱり家庭学習の良さだと感じています。
家庭学習で使ってきた教材などは、楽天ルームにも少しずつご紹介しています。
よろしければ、そちらもぜひのぞいてみてくださいね。
ここまで読んでくださって、本当にありがとうございました。